月面着陸したアポロ11号はファミコンレベル?

■ アポロ11号に搭載されていた「AGC」

1969年7月20日、ニール・アームストロング船長ら3名を乗せたアポロ11号が人類で初めて月面着陸に成功。
アポロ11号には「AGC(Apollo Guidance Computer) Block2」と呼ばれる、当時の最先端技術であった集積回路(IC)を使った組み込みコンピュータが搭載されていました。

性能は1983年に発売開始された任天堂のファミコン並み以下と言われてますが、
アポロ11号の位置や姿勢や軌道計算など航行機能の制御をしており、ファミコンのように画像処理を行っていたわけではないので単純に比べるわけにはいきません。

どのくらいの性能?

ファミコンに搭載されていたのは8ビットのCPUでした。
一度に2の8乗=256個の演算処理を同時に行うことができる

後継機のスーパーファミコンは16ビット⇒2の16乗=65,536個の処理を同時に行うことができます。
ファミコンの256倍の性能を持ったCPUを搭載しています。

現在のゲーム機やPCのほとんどは64ビットCPUを使用しています。

実際はファミコン2台分だったそうです⇒ アポロはファミコン2個分。コンピュータの進化を1枚にまとめた画像

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